海外の子はなぜ意見をはっきり言える?日本人との違いと家庭でできる練習法

おうち英語をやっていると、ふと感じることありませんか?
“なんで海外の子って、あんなに自分の気持ちや意見をはっきり言えるんだろう?”
「I think〜」
「Because〜」
当たり前のように使っているけど、
いざ自分がやろうとすると、うまく言えなかったり、
言葉が止まってしまったりします。
でも実はこれ、
才能や性格の問題ではありません。
私自身も、もともと英語が苦手で、
「意見を言う」「理由伝える」ことが苦手でした。
でも、おうち英語を続ける中で、
海外の子ができるのは才能ではなく
そういう環境と練習をしているからだ
ということに気づいたんです。
実際、わが家でも変化がありました。
下の子は2歳ごろから 、「Because〜」 を使うことがありました。
しかしこれは、上の子の影響も大きく、
すべての家庭で同じように再現できるとは限らないと感じています。
一方で、上の子は4歳ごろから一気に伸びて、
「自分の気持ちと理由」を自然に言えるようになりました。



つまり、ちゃんと伸びるタイミングと、
やり方があります。
この記事では、
- なぜ海外の子は意見を言えるのか
- 日本との違いは何なのか
- おうちでできるシンプルな練習法
を、英語が苦手だったママ目線でわかりやすくまとめていきます。
※「うちの子にもできるかな?」と感じた方は、
まずはこちらの記事も参考にしてみてください。
結論|意見を言えるのは「才能」ではなく「型と習慣」
まず結論からお伝えします。
海外の子が自分の意見や気持ちを上手に伝えられるのは、
小さい頃から「意見と理由」をセットで言う練習をしているからです。
そしてこれは、特別な英語力や教材がなくても、
家での声かけを少し変えるだけで身につけることができます。
実際にわが家でも、
- 4歳ごろから「I think〜 Because〜」が自然に出るように
- 気持ちと理由をセットで話せるように
変化していきました。



では、なぜこの違いが生まれるのか、
順番に見ていきます。
海外の子はなぜ自分の意見をはっきり言えるのか?
一番大きな理由は、とてもシンプルです。
意見を言う練習を日常的にしているからです。
海外、特に英語圏では、
小さい頃から次のような声かけが当たり前に行われています。
- What do you think?(どう思う?)
- Why?(なんで?)
さらに学校でも、
Show and Tell(発表)
ディスカッション(話し合い)
エッセイ(意見を書く)
といった、「自分の考えを伝える」機会がとても多いです。
つまり、意見を言うことは特別なことではなく、
「日常の一部」だからこそ、自然とできるようになるのです。



このあと、日本との違いを見ると、
よりはっきりしてきます。
日本人が意見を言うのが苦手な理由
日本人が意見を言うのが苦手に感じるのは、
性格や能力の問題ではありません。
環境と文化の違いが大きく関係しています。
たとえば学校では、
- 正解を答えることが重視される
- 自分の意見を言う機会が少ない
という傾向があります。
さらに文化的にも、
- 空気を読む(言わなくても伝わる)
- 間違えないようにする
という意識が強いです。
そのため、
「本当はこう思っているけど、言わないでおこう」
と感じる場面も多くなります。
結果として、
「どうやって言えばいいのか分からない」
という状態になりやすいのです。
でもこれは、どちらが「良い・悪い」という話ではありません。



日本の文化には、相手を思いやる良さがあります。
その一方で、「英語では伝わりにくい場面がある」
という違いがあるだけです。
英語は「意見を言う構造」の言語だった
英語は、自分の立場を伝えることが前提の言語です。
例えば、
- I think〜(私は〜と思う)
- I feel〜(私は〜と感じる)
- I want〜(私は〜したい)
このように、「I(私は)」を中心に話が組み立てられます。
さらに、伝え方の基本は「結論から理由」です。
- I think it’s fun.
- Because I like animals.
この順番が分かりやすいとされています。
一方、日本語では、
状況説明や空気を共有したあとに、
結論をやわらかく伝えることが多いです。



これは相手を気遣う文化としてとても大切なものですが、
英語では少し伝わりにくくなることがあります。
この違いが、「うまく話せない」と感じる原因の一つです。
意見を言う力は「才能」ではなく「型」で伸びる
ここが一番大切なポイントです。
意見を言う力はセンスではありません。型で身につきます。
その型が次の2つです。
I think 〜
Because 〜
(例)
- I think it’s fun.
- Because I like it.
これをつなげると、
- I think it’s fun because I like it.
このように、「意見と理由」をセットで伝えることができます。
難しい英語を使う必要もなく、
シンプルな言葉で十分に伝わります。



だからこそ、おうちでも無理なく取り入れることができます。
この「I think〜 Because〜」の型は、
日常の声かけで自然に増やしていくことができます。
※実際に使えるフレーズをまとめた記事はこちらです。
→ 【おうち英語で使える声かけフレーズ集】編集中
4〜6歳で一気に伸びる理由|幼児期がチャンス
この力が伸びやすいタイミングがあります。
それが、4〜6歳の幼稚園期です。
理由は3つあります。
1つ目は、「理由」を理解できるようになることです。
「なんで?」という問いに答えられるようになります。
2つ目は、ごっこ遊びが発達することです。
会話のやりとりが自然と増えます。
3つ目は、集団生活が始まることです。
自分の気持ちを伝える必要が出てきます。
もちろん、3歳ごろから土台を作ることはできます。
ただし、大きく伸びるのはこの時期です。
このタイミングでの関わりが、その後の力に大きく影響します。
今日からできる!おうち英語での具体的な練習法
ここからは、すぐに取り入れられる方法です。
ポイントはとてもシンプルです。
まずは、2択で選ばせます。
- Which do you like?(どっちが好き?)
次に理由を聞きます。
- Why?(なんで?)
もし子どもが答えに困ったら、
- Because it’s cute?
- Because it’s pink?
のように、ヒントを出してあげます。
(例)
- I like 〇〇 because it’s cute.
- I think it’s fun because I like animals.
最初は短くて大丈夫です。
大切なのは、「言えた」という経験を積み重ねること。
この繰り返しで、自然と話せるようになります。



今回紹介した方法は、
ごっこ遊びに取り入れるとさらに効果的です。
実際の会話例はこちらにまとめています。
→ 【お買い物ごっこ・レストランごっこ英会話】編集中
わが家の実体験|できるようになったきっかけ
わが家でも最初からできていたわけではありません。
下の子は2歳ごろから 「Because」 を使うことがありましたが、
これは上の子の影響が大きいと感じています。
そのため、すべての家庭で同じように再現できるとは考えていません。
一方で、上の子は4歳ごろから一気に変化しました。
それまでは単語や短い文が中心でしたが、
- I think〜
- Because〜
これらを、私自身が実際に使って会話をするようになってから、
少しずつ真似して使うようになり、
気づけば、理由まで自然に言えるようになっていました。
特別なことをしたわけではなく、
- 自分自身が使う姿を見せたこと
- 「Why?」と聞き続けたこと
- 答えやすい形にサポートしたこと
この積み重ねが大きかったと感じています。
まとめ|「意見が言える子」は家庭で育てられる
海外の子が意見を言えるのは、特別だからではありません。
そういう環境で育っているからです。
そしてその環境は、家庭でもつくることができます。
ポイントはシンプルです。
「I think〜 Because〜」の型を使うこと。
そして、完璧を求めないことです。
短くてもいい
間違えてもいい
「言えた」という経験を積み重ねることで、
子どもは自然と自分の考えを伝えられるようになります。
おうち英語は、英語を覚えるだけではありません。
自分の気持ちや考えを伝える力を育てるものです。
ぜひ今日から、日常の会話の中で取り入れてみてください。
※「意見を言う力」をもっと伸ばしたい方は、
おうち英語全体の流れも合わせて見ておくのがおすすめです。








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