英語が苦手なママが英検3級を解いた結果|おうち英語だけで通用する?4級との違いも解説

英語が苦手な私ですが、前回は英検4級の過去問に挑戦しました。
結果は、3回分を解いて、
- リーディングは34~35問正解
- リスニングは29~30問正解
という結果でした。
そこで今回は、次のステップとして、英検3級の過去問に挑戦してみました。
今回も条件はこれまでと同じです。
- 英検対策なし
- 文法の勉強なし
- 単語帳なし



普段のおうち英語で、絵本や多読、英語の音声などに触れている状態で、そのまま過去問を解いています。
実は私は、高校生のときに一度、英検3級を受けたことがあります。
そして、そのときは不合格でした。
当時は中学英語も十分に身についておらず、英語に対する苦手意識もかなりありました。
そんな私が、おうち英語を続けた今、もう一度英検3級の問題を解いてみたら、一体どこまでできるのか。
正直、解く前は少し不安でした。
実際に3級の過去問を解いてみると、4級までとは違って、
- リーディングの文章が長くなった
- 話の流れを追いながら聞く必要がある
- リスニング第1部は1回しか聞けない
- 過去分詞など、これまでより難しい表現が出てくる
- ライティングで英作文を書く必要がある
など、4級との違いをかなり感じました。
一方で、知らない単語があっても、前後の文章や会話の流れから意味を推測できる場面もありました。
そして何より、自分で英作文を書いてみたことで、「おうち英語で身についた部分」と「まだ足りない部分」がはっきり見えてきました。
この記事では、
- 英検3級の過去問を3回分解いた結果
- 実際に間違えた問題とその理由
- 4級との違い
- 分からなかった単語・表現
- 初めて挑戦したライティングで感じたこと
- おうち英語の積み重ねがどこで役立ったと感じたか
を、英語が苦手だった私のリアルな体験としてまとめています。
「おうち英語を続けているけれど、英語力って実際どのくらい身につくんだろう?」
そんな方の参考になれば嬉しいです。
結論|英検3級はおうち英語だけで通用する?
結論から言うと、
おうち英語を続けてきたことで、英語が苦手だった私でも、英検3級の過去問をかなり解けるようになっていました。
ただし、今回の結果だけで、
「おうち英語だけで英検3級に合格できる」
とは言えません。
4級までと比べると、3級では、
- 知らない単語や表現が増える
- 文の形を意識して答える問題が出てくる
- リスニングで、聞き取れない部分があっても先の内容を追う必要がある
- ライティングで、自分の考えを正しい英文にする必要がある
など、これまでとは違う難しさを感じました。
一方で、リーディングやリスニングでは、知らない単語があっても、前後の文章や会話の流れから、
「たぶんこういう意味かな?」
と推測しながら答えられる場面もありました。
これは、これまで続けてきた絵本や多読、英語の音声などの積み重ねが、少なからず関係しているのではないかと感じています。
また、以前の私は英語を読むこと自体に苦手意識がありましたが、今回は、分からないところがあっても、
「とりあえず読んでみよう」
と、そのまま先へ進めるようになっていました。



一方で、今回もっとも大きな課題として感じたのが、ライティング(英作文)です。
「言いたいこと」は出てくるのに、「これって正しい英文になっている?」と考えると、自信がありません。
つまり今回の3級では、英語を読んだり聞いたりして、意味をつかむ力は身についてきた一方で、正確な英文を自分で作る力にはまだ課題があるということが分かりました。
そのため、今回の英検3級は、
「おうち英語だけで3級に合格できるか」を証明するというより、これまでのおうち英語でどこまで対応できて、どこから先に勉強が必要なのかを知る機会
になりました。
ここからは、実際に3回分の過去問を解いて、どのくらいできたのかを詳しく紹介していきます。
英検3級の過去問を3回分解いた結果


今回解いたのは、2025年度の英検3級の過去問3回分です。
英検3級では、リーディング30問、リスニング30問に加えて、ライティング(英作文)もあります。
まずは、リーディングとリスニングの結果をまとめてみました。
| リーディング | リスニング | |
|---|---|---|
| 1回目(2025年度 第1回) | 26 / 30 問 | 25 / 30 問 |
| 2回目(2025年度 第2回) | 28 / 30 問 | 24 / 30 問 |
| 3回目(2025年度 第3回) | 27 / 30 問 | 28 / 30 問 |
実際に解いてみると、4級よりも難しくなっていることをはっきり感じました。
特に、リーディングでは文章が長くなり、単語の意味だけではなく、文章全体の流れを考えて答える問題が増えた印象です。
リスニングでも、会話や説明の内容を聞きながら、
「これは過去の話なのか」
「今の話なのか」
「これからの予定なのか」
と、時間の流れを意識しながら聞く必要があると感じました。
また、3級ではライティングもあります。



ここは4級までとは大きく違うところです。
現在の3級では、ライティングとしてEメールと英作文の2題が出題されます。
実際に英作文を書いてみると、
「言いたいことはあるけれど、これを英語で表現するにはどう書けばいいんだろう?」
と迷うことが多く、リーディングやリスニングとは違った難しさを感じました。
今回の3回分を解いてみて、私が特に感じたのは、「知らない単語があっても、問題そのものは解けるようになっている」ということでした。
もちろん、分からない単語はいくつもありました。
それでも、前後の文章や会話の流れから、「たぶんこういう意味かな?」と推測したり、選択肢を見比べて消去法で答えたりすることができました。
一方で、ライティングでは自分で英文を組み立てる必要があるため、「英語を理解する力」と「正しい英文を自分で作る力」は、少し別なんだなということにも気づきました。
4級まではあまり意識していなかった自分の弱点が、3級になってはっきり見えてきた感じです。
次は、実際にどんな問題を間違えたのか、その原因を振り返ってみます。
英検3級で間違えた問題と間違えた原因
今回、英検3級の過去問を3回分解いてみて、間違えた問題を一つずつ振り返ってみました。
4級に比べると、3級では間違える問題がかなり増えました。
でも、改めて間違えた問題を見返してみると、「単語が分からなかったから解けなかった」という問題ばかりではありませんでした。
例えば、
- 単語の意味は知っていたのに、別の意味に結びつけてしまった
- 表現そのものを知らなかった
- 文の意味は分かるのに、どの形を選べばいいか分からなかった
- 聞き取れない部分で一瞬止まってしまった
- 聞こえた情報から、自分の中で勝手に話をつなげてしまった
などがありました。
リーディングで間違えた問題と原因
まずはリーディングです。
ちなみに、大問3は3回ともミスなしでした。
一方、大問1・大問2では、単語や表現、文の形などで分からない問題がありました。
「research」は知っていたのに「Energy」を選んだ
2025年度第1回の問題では、
「科学者による○○が、地球温暖化が大きな問題であることを示している」
という内容の問題がありました。
正解は Research(研究・調査)。
私は Energy を選びました。
ここは少し面白くて、researchという単語自体は知っていたのに、
「地球温暖化の話だからEnergyかな?」
と考えてしまったんです。
つまり、単語を知らなかったわけではなく、文章の内容から自分で答えを作ってしまったような間違いでした。
今考えると、
「scientists(科学者)によるresearch(研究・調査)」
と考えれば自然なのですが、私は「地球温暖化」というテーマに引っ張られてしまいました。
「on my way」という表現を知らなかった
同じく2025年度第1回では、
「仕事へ向かう途中で新聞を買う」
という内容の問題がありました。
私は by を選びましたが、正解は on。
ここは、
on my way to work
という表現そのものを知りませんでした。
「way=道」という単語は知っていても、
on one’s way=~へ向かう途中で
というまとまりでは覚えていなかったんです。
この問題を通して、
「単語の意味を知っているだけではなく、単語がどんな形で使われるのかも知っておく必要があるんだな」
と感じました。
「forever」と「soon」で、自分の中で勝手に話をつなげてしまった
2025年度第3回では、
「ハワイ旅行は素晴らしかった。彼はそれを○○覚えているだろう」
という内容の問題がありました。
正解は forever(永遠に) でしたが、私は soon(すぐに) を選びました。
これも、単純に単語の意味を知らなかったというより、
「覚えている」
↓
「またすぐに行くだろう」
というように、自分の頭の中で勝手に話をつなげてしまったんです。
今振り返ると、文章に書いてある内容ではなく、自分の中で作ったストーリーに引っ張られていました。
「famous for」という表現を知らなかった
同じく2025年度第3回では、
「この町は美しい川で有名です」
という内容の問題がありました。
私は at を選びましたが、正解は for。
ここは、
be famous for ~=~で有名
という表現を知らなかったため、そのまま間違えました。
単語の意味だけなら分かっていても、
「famousの後ろには何がくるの?」
となると、まだ自分の中に定着していない。
3級では、このような単語単体ではなく、まとまりで覚えている表現が必要になってくると感じました。
「to sleep」は意味が分かっても、正しい形を選べなかった
もう一つ、2025年度第3回で間違えたのが、
「近所の犬がうるさくて、夜に眠るのが難しい」
という内容の問題です。
私は sleeps を選びましたが、正解は to sleep。
この問題は、文章の意味自体はパッと見て分かりました。
「夜、眠るのが難しいってことね」
というところまでは理解できます。
でも、
「じゃあ、sleeps・to sleep・slept・sleepのどれ?」
となると分からない。
文法をきちんと勉強していないので、正しい形を選ぶことができませんでした。



今回3級を解いてみて、「意味は分かる」と「正しい英文の形が分かる」は別なんだと、かなり実感した問題です。
リスニングで間違えた問題と原因
リスニングでは、さらに自分の特徴がはっきり見えてきました。
今回、間違えた問題を振り返っていて気づいたのが、「聞き取れなかったから間違えた」だけではないということです。
3級のリスニング第1部は、4級・5級とは違って、問題が1回しか流れません。
そのため、「ちゃんと聞かないと!」と思って集中して聞いていました。
ところが、聞き取れない部分があると、
「今なんて言った?」
と、一瞬そこで止まってしまう。
その間に会話が先へ進み、後半を聞き逃してしまう。
さらに、前半で聞き取れた情報に引っ張られて、
「たぶんこういうことだろう」
と自分の中で話をつなげてしまう。



今回、何問か同じような間違いをしていて、「私、このパターンかなり多いな…」と気づきました。
聞き取れない部分で止まり、前半の情報に引っ張られた
「金曜日の夜にAndyとどう過ごしたのか」という会話の問題です。
最初に「レストランに連れて行ってもらった」という内容が出てきます。
その後に何が起きたのかを聞かれるのですが、私は
It was someone else.
を選びました。
正解は、
He gave me a ring.
でした。
この問題では、後半をしっかり聞き取れなかったことで、一瞬そこで止まってしまいました。
そして、最初に聞き取れた情報に引っ張られ、そのまま答えを選んでしまったのだと思います。
3級のリスニング第1部は1回しか流れないので、聞き取れないところがあっても、そこで止まらずに先を聞く必要があると実感しました。
「チケットをもらう=会う」と勝手に話をつなげてしまった
この問題では、コンサートのチケットについて会話しています。
最後に、「今夜、Emmaは何をするのか?」と聞かれます。
私は、
Meet the boy.
を選びました。
正解は、
Call the boy.
でした。
これも、今振り返ると、
「チケットをもらう」
↓
「じゃあ会うのかな?」
と、自分の中で勝手に自然なストーリーを作ってしまったんだと思います。



実際には「今夜電話する」という情報が出ているので、そこをそのまま拾えばよかった。
でも私は、「チケットを受け取るなら、会うだろう」と、自分の中で話を完成させてしまいました。
これ、今回のリスニングではかなり多かったパターンです。
「school」が聞き取れず、学校の先生だと勘違いしてしまった
この問題では、以前好きだった野球選手について話しています。
そして現在は、日本の野球チームのコーチをしている、という内容です。
正解は、
He is a baseball coach.
ですが、私は
P.E. teacher
を選びました。
ここには、私が勘違いした理由があります。
会話の中に、
「僕の好きな野球選手だった」
「学校の友達も彼が好きだった」
という内容が出てきます。
ですが最初の、野球選手の名前がうまく聞き取れませんでした。
そのため、
「schoolだから学校……先生かな?」
と、自分の中で勝手につなげてしまったんです。
実際には、schoolは「学校の友達も好きだった」という話。
その人物が学校の先生だという話ではありませんでした。
ここでも、
聞き取れない部分を、そのまま「分からない」として置いておくのではなく、自分の知っている情報から意味を作ってしまった
ことがミスにつながりました。
複数の数字が出てきて、年齢を取り違えた
この問題では、3人の姉妹の年齢が出てきます。
13歳、9歳、5歳。
そして、
「一番下の妹は今何歳ですか?」
と聞かれます。
正解は 5歳でしたが、私は 9歳を選びました。
ここでは、数字そのものが聞き取れなかったわけではありません。
複数の数字が出てくる中で、
「どの数字が、質問されている人物のものなのか」
を整理できなかったんだと思います。
3級では、ただ数字を聞き取るだけではなく、
「誰の数字なのか」
まで理解しないといけない。
そんな難しさを感じた問題でした。
「for a year」「three times a week」が聞き取れず、期間を取り違えた
この問題では、Mr. Katoについて、
- 週3回英語を勉強している
- 来月ロンドンへ引っ越す
- そこで1年間働く
という情報が出てきます。
質問は、
「Mr. Katoはどのくらいロンドンにいるのか?」
です。
正解は for a year。
私は for three weeks を選びました。
ここでは、複数の数字や期間が出てきたことに加えて、「for a year」や「three times a week」がうまく聞き取れなかったことが原因でした。
実際には、
for a year
と言っているのに、私には「for year」のように聞こえてしまいました。
また、
three times a week
も、「times a week」のように聞こえて、a の部分がうまく聞き取れませんでした。
そのため、
「for year=1年間」
「times a week=週に何回か」
というように、英文として正しく意味を取れないまま、自分の中で情報を整理してしまったんだと思います。
答えを見たときも、「1年って言ってたっけ?」と思ったのですが、実際の英文を確認して、「あ!ここか!」と初めて気づきました。
5級の時も感じましたが、知っている単語でも、音としてつながると聞き取れないことがあると改めて実感しました。
英検3級を解いて分かったこと
英検3級の過去問を3回分解いて、リーディングとリスニングの間違いを一つずつ振り返ってみました。
そこで分かったのは、「英語が分からないから間違えた」という問題ばかりではなかったということです。
例えばリーディングでは、
- 知っている単語でも、文章の内容から別の意味を選んでしまう
- 単語の意味は分かっていても、表現のまとまりとして知らない
- 文の意味は分かっても、正しい英文の形を選べない
- 自分の中で勝手にストーリーをつなげてしまう
といった間違いがありました。
リスニングでも、
- 聞き取れない部分で一瞬止まってしまう
- 聞こえた情報から、自分で話をつなげてしまう
- 知っている英語でも、実際の音になるとうまく認識できない
ということがありました。
こうして振り返ってみると、「単語をもっと覚えれば全部解決する」というわけではないことが分かります。
知っている単語を文章の中で正しく理解すること、英語のまとまりをそのまま捉えること、文の形を判断すること、聞き取れない部分があってもそのまま先へ進むこと。
3級では、こうした力も必要になってくるんだと感じました。



そしてもう一つ大きかったのが、おうち英語で身についた部分と、別に練習が必要な部分が見えてきたことです。
私は英検対策をしていなくても、リーディングやリスニングではある程度問題を解くことができました。
一方で、英作文では「言いたいことは思いつくのに、正しい英文にできない」という壁にもぶつかりました。
今回の英検3級は、私にとって「おうち英語だけでどこまでできるのか」を知るだけでなく、今の自分に何ができて、何が足りないのかを知る機会にもなりました。
そして、もう一つ気づいたこと|私は日本語に訳していなかった
ここまで間違えた問題を振り返っていて、もう一つ驚いたことがあります。
それは、
私、問題を解くときに日本語に訳していない
ということでした。
昔の私は、
「英語を聞く」
↓
「日本語に訳す」
↓
「意味を理解する」
という感じで、頭の中で日本語に置き換えていたと思います。
英語を話すときも、
「日本語で言いたいことを考える」
↓
「英語に訳す」
ということをしていました。
でも今は、いつからそうなったのかは分かりませんが、
英語を見たら、日本語に訳す前に「なんとなくこういうことを言っているな」と意味をつかんでいる
ような感覚があります。
「完全に英語を英語で理解している」と自分ではっきり言えるわけではありません。
ただ、少なくとも以前のように、一文ずつ日本語に訳しながら読んでいる感覚はありませんでした。
これは、普段から英語の絵本を読んだり、多読をしたり、英語を聞いたりしてきた中で身についたものなのかな?と感じています。
今回の英検3級では、
「日本語に訳さなくても、なんとなく意味をつかめる」
という、おうち英語を続けてきたからこその変化にも気づくことができました。
ただ、その一方で、
テストでは「なんとなく」ではなく、正確に情報を拾う必要がある。
ここに、普段の英語と英検の大きな違いがあると感じました。
英作文に挑戦して気づいたこと
英検3級を解いてみて、4級までとの大きな違いの一つが、「英語で自分の考えを書く」ことでした。
今回の過去問では、毎回、
- 返信メール
- 自分の考えと理由を書く英作文
の2つに挑戦しました。
実際に書いてみると、
「思っていたより書けるかも」
と思った一方で、
「言いたいことは出てくるけど、英語として正しく書くのは難しい…」
とも感じました。
実際に書いた英作文
例えば、2025年度第1回では、
「英語と数学、どちらの教科がより興味深いですか?」
というQUESTIONが出ました。
私は、
My favorite subject is English.
Because, English is interesting.
I leaned English every day with my son and my doughter.
We watch Youtube on TV and read books every night.
They speak English very well.
と書きました。
また、別の回では、
「疲れているとき、何を食べるのが好きですか?」
というQUESTIONに対して、
I like to eat sweet, when I am tired.
Because, sweet makes me happy and yummy,
But I can’t eat it everyday.
If I eat it after I tune into fat my body.
と答えました。
こうして見返してみると、文法や単語の使い方には、かなり間違いがあります。
例えば、
- leaned → learned
- doughter → daughter
などです。
それでも、今回の自分の答案を見ていて、
「何を書けばいいのか分からない」という状態ではなかった
ことには気づきました。
「英語が好き」
「毎日子どもとYouTubeを見たり、本を読んだりしている」
「疲れたときは甘いものが好き」
など、自分が伝えたいこと自体は出てきています。
昔の私だったら、英語で文章を書くこと自体に、もっと強い苦手意識があったと思います。
だからこそ、
「伝えたいことは出てくるようになった。でも、それを正しい英文にするのはまだ難しい」
ということが、今回の英作文で分かった大きな発見でした。
英検3級の英作文は「思ったことを書けばOK」ではなかった
今回、改めて英検の英作文について確認してみました。
採点では、
- 内容
- 構成
- 語彙
- 文法
という4つの観点が見られます。
それぞれ0~4点で、合計16点満点。
私が「なるほど」と思ったのは、
自分の考えを書くだけではなく、それを分かりやすく構成し、適切な単語や文法を使って英文にする必要がある
ということでした。
例えば、QUESTIONで「どちらがより興味深いですか?」と聞かれた場合は、選んだほうを答えるだけではなく、なぜそう思うのか、理由も書く必要があります。
今回の私の答案では、
「英語が好き」
↓
「なぜなら面白い」
↓
「毎日英語をしている」
というように、自分の中では話がつながっています。
ただ、英検の英作文として考えると、
「自分の考え」→「その理由」
というように、相手に伝わりやすい形に整理することも必要です。
ここは、普段の会話とは少し違うところだと感じました。
「英語を使える」と「英検の英作文が書ける」は少し違った
今回、特に面白いなぁと感じたのが、
「英語を使えること」と「英検の英作文が書けること」は、同じではない
ということでした。
普段のおうち英語では、
「英語で伝わればOK」
という場面がたくさんあります。
例えば子どもに、
「Look! It’s a dinosaur!」
と言ったり、
「Let’s read this book.」
と言ったり。



実際にものを見せながら、身振り素振りで話すことも多いので、多少文法を間違えていたとしても、会話の中では相手に伝わることが多いです。
一方、英検では、自分の考えを、決められた条件に合わせて、分かりやすい英文として書くことが求められるため、文章だけで相手にわかりやすく伝える必要がありました。
今回実際に書いてみて、「おうち英語をしているから、英作文も自然に完璧に書ける」というわけではないんだな、と実感しました。
でも逆に、「英作文が苦手だから、おうち英語では英語を使う力が身についていない」とも思いませんでした。
私の場合は、英語で「こう伝えたい」と考えることはできるようになってきた。
でも、それを正しい英文として書く力は、まだこれから。
という状態なのだと思います。
これは、今回3回分の英作文を書いてみたからこそ、自分でもはっきり分かったことでした。
それでも「書けた」ことは、自分にとって大きかった
間違いだけを見ると、「こんなに間違ってる…」と思ってしまいます。
でも、今回の英作文で私が一番大事だと思ったのは、英語が苦手だった私が、英語で自分の考えを書けるようになっていたことです。
しかも、「何を書けばいいか分からない」ではなく、
「私はこう思う」
「こういう理由がある」
「こんな経験がある」
と、自分の中から内容が出てきました。



これは、昔の私からするとかなり大きな変化です。
もちろん、英検3級に合格するためには、英作文についても練習が必要だと思います。
でも今回の経験から、
おうち英語で「英語を使う土台」ができてきたことと、英検で求められる「正しく書く力」は、分けて考えていい
と感じました。
普段のおうち英語では、英語を使ったり、読んだり、聞いたりする経験を積み重ねる。
そして必要になったときに、英作文の型や文法を少し練習する。
今の私には、そのくらいの取り入れ方がちょうどよさそうです。
英検3級のレベルと内容|実際に解いて感じた4級との違い
英検3級を実際に3回分解いてみて感じたのは、4級と比べて、英文そのものが長くなっただけではなく、「文章の流れを追いながら考える」場面が増えたということです。
4級のときから、分からない単語があっても前後の文章から意味を推測することはできていました。
今回の3級でも、その力はかなり役立ちました。
ただ、3級では、推測するだけではなく、文章や会話の最後まで正確に情報を追う必要があると感じました。
また、4級よりも知らない単語が増え、単語そのものだけでなく、英語の表現や文の形を知っているかどうかも重要だと感じました。
分からなかった単語・意味があいまいだった単語
英検3級では、4級のときよりも「聞いたことがない」「意味があいまい」という単語が増えました。
実際に、3回分の過去問を解いていて分からなかった、または意味があいまいだった単語はこちらです。
- appointment(予約・約束)
- during(~の間に)
- global(世界的な)
- absent(不在の・欠席した)
- environment(環境)
- own(自分自身の・所有する)
- farming(農業)
- expensive(高価な)
- excuse(言い訳・理由)
- in fact(実際には)
- foreign(外国の・外国に関する)
※日本語の意味は、私自身が問題を解いたときの理解や、その後に調べたものをもとにしています。
4級のときも知らない単語はありましたが、3級になると、普段の子どもとの英語ではあまり使わないような単語がさらに増えた印象があります。
例えば、
- environment
- global
- farming
- absent
- foreign
などは、普段子どもと英語で話している中では、あまり使っていません。
そのため、単語だけを見ると、「これ、なんだっけ?」となるものもありました。
ただ、今回もすべての単語を知っている必要があったわけではありません。
文章全体を読んでいくと、「たぶんこういうことを言っているんだろうな」と何となく意味をつかめるものもありました。
このあたりは、4級のときに感じた絵本や多読の積み重ねが、3級でも役立っていると感じました。
読解は4級より長くなり、時間の流れを追う必要があった
3級では、リーディングの文章も4級より長くなりました。
今回3回分の過去問を解いて、特に印象に残ったのが、過去の出来事について書かれた文章です。
単純に「今どうしているのか」だけではなく、
「昔こうだった」
「そのあとこうなった」
「今はこうしている」
というように、時間の流れを追いながら読む必要がある文章が出てきました。
リスニングでも同じように、過去・現在・未来という流れの話が多かった印象です。
一つひとつの単語を聞き取るだけではなく、
「今はいつの話をしているのか?」
「このあと何が起こるのか?」
ということまで追う必要がありました。



4級までは、文章の意味を大まかにつかめれば答えられる感覚が強かったのですが、3級では文章の流れを最後まで追うことがより重要になったと感じました。
リスニング第1部は1回しか流れない|正確に聞き取って答える力が必要
リスニングで4級との大きな違いだと感じたのが、第1部の問題が1回しか流れないことです。
4級・5級では、同じ問題を2回聞けるという安心感がありました。
でも3級の第1部では、一度しか聞けません。
そのため、聞き取れない部分があっても、そこで考え込まずにそのまま先の会話を聞き続けることが必要でした。
実際に私は、聞き取れない部分で一瞬止まってしまい、その後の情報を聞き逃して間違えた問題が何問かありました。
また、前半で聞き取れた情報から、「たぶんこういうことだろう」と自分の中で話をつなげてしまうこともありました。
このあたりは、先ほど紹介した「リスニングで間違えた問題と原因」にもつながっています。
今回3級を解いてみて、
「意味の流れをつかむ力」と「正確に聞き取って答える力」は、同じではないんだな
と感じました。
4級まではあまり意識していなかった部分だったので、3級を実際に解いてみて気づけた大きな違いでした。
おうち英語だけで通用する?|英検3級を解いて感じたこと
英検3級を実際に3回分解いてみて、改めて感じたのは、
おうち英語だけでも、英検3級の問題に取り組めるところまでは来られた
ということです。
ただし、5級や4級のときのように、
「おうち英語だけで十分解ける!」とは、今回は言い切れませんでした。
これまでのおうち英語で身についたと感じたのは、英文を読むことや英語を聞くことへの抵抗感が少なくなったこと。
そして、知らない単語があっても、前後の文章や会話の流れから意味を考えながら先へ進めることでした。
一方で、3級では、
- 普段の子どもとの英語ではあまり使わない語彙
- 英語の表現をまとまりで捉える力
- 文の形を判断する力
- 聞き取れない部分があっても、そのまま先を聞く力
- 自分の考えを正しい英文にする力
など、これまでのおうち英語だけでは足りないと感じる部分もありました。
だから今回の結果を見て、
「おうち英語だけで英検3級に合格できる」とは、私には言えません。
でも、
「おうち英語を続けてきたことで、英検3級の問題にここまで対応できるようになった」
ことは、今回実際に解いてみて感じた大きな収穫でした。
私の場合は、これまで通りおうち英語を続けながら、英検を受ける段階になったら、必要な部分だけ文法や英作文などを補っていく。
今回の3級を解いてみて、このくらいのバランスがちょうどいいのかなと感じています。
英検3級を解いて、これから必要だと感じたこと
英検3級を実際に解いてみて、
「じゃあ、これから何をしたらいいんだろう?」
と考えるようになりました。
今回の結果を見て、私はおうち英語のやり方を全部変える必要はないと感じています。
これまでのおうち英語で身についた力は、今回の3級でも実際に役立っていました。
一方で、英検3級を解いたことで、今のおうち英語にプラスして補ったほうがよさそうな部分も見えてきました。
そこで、これからもおうち英語は今まで通り続けながら、英検を受ける段階になったら、必要な部分だけ別に練習していきたいと思っています。
まずは、これまで通り多読と英語のインプットを続けたい
英検3級を実際に解いてみて、これまでのおうち英語で身についたことは、ちゃんと力になっていたと感じました。
分からない単語があっても、前後の文章から意味を考えたり、英文を読むことや英語を聞くことにあまり抵抗を感じなかったり。
だから、英検3級を受けるからといって、今のおうち英語を大きく変える必要はないと思っています。
そのうえで、英検を受ける段階になったら、今回足りないと感じた部分を別に補っていくつもりです。
※実際に私がやっている多読の方法や、続けてきて感じた変化については、こちらの記事で詳しくまとめています。
単語だけでなく、英語の表現をまとまりで覚えたい
今回3級を解いてみて、単語の意味を一つずつ知っているだけではなく、英語の表現をまとまりで覚えておくことも大切だと感じました。
実際に私は、単語自体は知っていても、いくつかの単語が組み合わさった表現になると、意味がすぐに出てこないことがありました。
これからは、単語帳で単語だけを覚えるというより、絵本や多読の中で出てきた表現を、できるだけ文やフレーズごと覚えることを意識したいです。



「この表現、前にも見たことがある」と思えるものを少しずつ増やしていくことで、読むときにも聞くときにも、もっとスムーズに意味を捉えられるようになればいいなと思っています。
リスニングでは「分からなくても止まらない」を意識したい
今回3級を解いてみて、リスニングでは分からない部分があっても、そこで止まらないことが大切だと感じました。
聞き取れなかったところがあると、どうしても頭の中で考えてしまいます。
でも、その間にも会話は進んでいきます。
これからは、分からない部分があってもいったん先へ進み、その後に出てくる情報を聞き逃さないことを意識したいです。
「全部聞き取れなくても、最後まで聞く」。
3級を解いてみて、今の自分に必要だと感じたリスニングの課題です。
英作文は、必要になったら別に練習したい
今回、英作文にも挑戦してみて、読む・聞く力と、正しい英文を書く力は別のものだと実感しました。
だからといって、今のおうち英語を英作文中心に変えるつもりはありません。
まずは今まで通り、絵本や多読、英語のインプットを続けたいです。
そのうえで、実際に英検を受けることになったら、文法や英作文など、必要な部分を別に練習していこうと思っています。
今回の3級を解いてみて、おうち英語で身につけてきた力を土台にして、試験に必要な部分だけ補うというやり方が、今の私には合っていると感じました。
まとめ|英検3級を実際に解いて分かったこと
今回は、英検対策なし・文法の勉強なし・単語帳なしで、2025年度の英検3級の過去問を3回分解いてみました。
4級と比べると、知らない単語や表現が増え、文章や会話の流れを最後まで正確に追う力も必要だと感じました。
そして、実際に間違えた問題を振り返ってみると、単純に「単語を知らなかったから解けなかった」という問題ばかりではありませんでした。
知っている単語の意味を取り違えたり、英語の表現をまとまりで捉えられなかったり、聞き取れなかった部分で考え込んでしまったり。
英作文では、言いたいことは思いついても、それを正しい英文にする難しさも感じました。
一方で、おうち英語を続けてきたことで、英文を読むことや英語を聞くことへの抵抗感が少なく、分からない単語があっても前後の流れから意味を考えながら進めることはできました。
だから今回の結果から、私は
「おうち英語だけで英検3級に合格できる」
とは言えません。
でも、
「おうち英語を続けてきたことで、英検3級の問題にここまで対応できるようになった」
ことは、実際に3級を解いてみて感じた大きな収穫でした。
これからも、絵本や多読、英語のインプットは今まで通り続けていきたいと思っています。
そして、実際に英検を受けることになったら、文法や英作文など、必要な部分だけを別に補っていく。
今回3級を解いてみて、おうち英語と英検対策は、どちらか一方ではなく、それぞれの役割を分けて考えてもいいんだと感じました。
「おうち英語だけで、どこまでできるんだろう?」
そんな疑問を持っている方に、今回の私の結果が少しでも参考になればうれしいです。
英語苦手ママの英語力チャレンジ
英語が苦手だった私が、実際に英検の過去問を解いてみた記録をまとめています。
▶ ①高校時代の英語力
▶ ②英検5級に挑戦|おうち英語だけでどこまで解ける?
▶ ③英検4級に挑戦|5級との違いは?実際に解いてみた結果
▶ ④英検3級に挑戦|おうち英語を続けた今、どこまで通用する?
▶ ⑤英検3級を実際に受験(受験後に公開予定)
英語が苦手だった私も、おうち英語を続ける中で、少しずつ「できること」が増えてきました。
これからも、自分自身の経験を通して、どんな変化があったのかを記録していきたいと思います。

















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