幼児の英語多読で子どもは話す?わが家で起きたリアルな変化【2歳〜5歳】

「で、子どもはどうなったの?」
停滞期の記事を書いてから、一番多かった質問がこれでした。
多読って意味あるの?
本当に話すようになるの?
どれくらいで変化が出るの?
気になりますよね。
正直に言います。
わが家は、2歳で英語絵本に失敗しました。
本は破られ、なめられ、日本語の本すら読まない。
絵本どころではありませんでした。
でも、4歳でやり方を変えて再スタート。
そこから少しずつ景色が変わりました。
この記事では、
- 何歳でどんな変化が起きたのか
- 最初の発話はどんな感じだったのか
- 多読を半年続けて起きたリアルな変化
を、時系列でまとめます。
結論|多読で「突然ペラペラ」は起きなかった
まず結論から書きます。
わが家の場合、多読を始めて、
ある日突然ペラペラになることはありませんでした。
でも、少しずつ変化は起きました。
- 絵本を読む習慣ができる
- よく出るフレーズを自然に使う
- 単語中心の発話 → フレーズでの発話
- 自分の気持ちや理由を英語で言う
つまり、
多読は「即効型」ではなく、じわじわ効くタイプの学習でした。



では、実際にどんな変化が起きたのか。
年齢ごとにまとめます。
2歳|英語絵本チャレンジは失敗
初めて英語絵本を読んだのは、2歳のとき。
まずは、絵本を読む習慣をつけようとトライしました。
結果は、惨敗でした。
- 破る
- なめる
- 投げる
- 逃げる
読み聞かせどころではありません。
さらに私自身も、知らない単語で止まってしまい、読み進められない。
それでも2か月ほど続けました。
でも、変化はありませんでした。
日本語の本すら読まない。
英語以前に、
「本そのものが無理」な状態。
ここで一度、絵本は完全にやめました。
3歳|ほぼ「かけ流しだけ」の1年
3歳はさらに大変な1年でした。
下の子の妊娠、出産、入院。
上の子の幼稚園入園。
正直、英語どころではありませんでした。
できたのは、「英語音源のかけ流し」と、「時々英語DVDの視聴」、それだけです。
約1年間、ほぼインプットだけの状態となってしまいました。



この頃の発話は、「blue・car・no」などの単語、
動画を見て音で覚えているフレーズを時々話すといった感じでした。
極めつけは、日本語のアニメ。
入院中、家族に英語YouTubeをお願いしましたが、最終的には、「アンパンマン」「ドラえもん」「プリキュア」などの日本語アニメにハマってしまいました。
さらに、「英語ヤダ」と言うようになり、英語拒否に。
正直、このときは、
このまま英語は終わるのかもしれない
と思っていました。
4歳|このままじゃヤバイ
下の子が1歳になり、生活が少しだけ落ち着きました。
すると急に焦りが出てきました。
このまま英語フェードアウトするのは嫌だ。
でも教材は嫌がるし…
何からやればいいかわからない…
そのとき出会ったのが、「訳さず・止まらず・たくさん本を読む」、英語多読でした。
ただ、2歳で1度挫折しているため、どう切り出そうかすごく悩みました。
そんなある日、幼稚園のお友達同士でお手紙交換がはやり始め、ひらがなに興味を持つようになりました。
「ママ、この絵本幼稚園にあるよ!よめるよ!」
この言葉を初めて聞いたときは、本当にびっくりしました。
本を舐めて、破っていた子が、ひらがなの絵本を読ようになっていたなんて。
この絵本ブームを逃したら、次いつ来るかわからない。
「今しかない」
そう思い、思い切って多読をスタートしました。
5歳|やり方を変えて絵本読み聞かせ&多読スタート
子どもが2歳の頃、挫折した時は、ネットでよく見る「おすすめの英語絵本」を基準に選んでいました。
でも今回はやり方を変えて、
- 子どもが好きな本
- 子どもが読みたい本
を選んで再スタート。
「上手に読もう」とせず、「子供と楽しい絵本タイムを共有する」ことを1番に考えて読み聞かせをしていきました。
絵本読み聞かせで変えた3つのこと
①レベルより子供の「好き」と「興味」が優先
う本のレベルはバラバラ。
でも気にしませんでした。
とにかく子供の「好き」に合った本を、楽しく読むことを1番大切にしていました。
やはり、興味のある本は、反応がまったく違います。
読み聞かせをする時の読み方も工夫しました。
- はっきりした聞き取りやすい声で読む
- テンポと間(ま)に気をつける。
- 感情をこめて読む
- 効果音をつけてみる
- 文字や言葉の少ないページは、絵について話す。
子供がページをどんどんめくったり、おしゃべりしてお話を聞いていなくても、
「私は自分のために読んでいる」
と思うと、焦らず柔軟に対応できました。
②最低ラインは1日1冊、同じ時間で習慣化
ルールは1つだけ。
1日1冊、毎日同じタイミングで絵本を読むこと。
私は習慣化するために、すでに習慣化になっている事柄とセットにして、
毎晩「歯を磨いた後、寝る前に絵本を読む習慣」をつけました。
絵本を読みたくない日ももちろんあります。
子どもが日本語の本しか持ってこない時もあります。
そんなときも、
「ママが読みたいから読むね」
と言って、私が読むだけ。
完璧じゃなくていい。
とにかく毎日「本を開く習慣」を作りました。
すると気づけば、
英語の本も日本語の本も、毎日4冊~6冊読むようになりました。
③絵本フレーズを日常で使う
これが一番大きかったです。
絵本の中だけで終わらせず、日常で使いました。
たとえば、
私:I have a surprise for you.
子:Wait, what?
私:The surprise is secret.
子:Please show me!
私:You have to wait until tomorrow.
子:I can’t wait!
子どもからのアウトプットを待つのではなく、
まずは私が先に使う。率先して言う。
そうすることで、子どもも少しずつ、自然に絵本のフレーズを使うようになりました。
多読で定着したフレーズ
よく出る表現は、自然に残りました。
- I think ~ but ~
- Because ~
- I can’t wait
- I don’t have it
- Never mind
- The answer is ~
- Wait, what?
- Can I have some more please?
覚えさせたわけではありません。
絵本と日常で何度も出てきた表現が定着しました。
これが、多読の強みだと感じています。
多読が教材にも良い影響を与えた
多読を続けていると、意外な変化がありました。
子どもが自分から教材の絵本を持ってきて、
「これ読んで!」
と言うようになったのです。
2歳の頃、読めずに挫折した教材の絵本。
でも、多読で理解が進んだことで
普通に読めるようになっていました。
多読は、止まっていた教材を
もう一度動かしてくれました。
多読半年で起きた発話の変化
多読を始めて半年ほど過ぎると、子どもの発話に少し変化がありました。
それまでの発話は、「blue car」「no more」「I want this」など、単語や短いフレーズが中心。
でも少しずつ、文の形も出始めました。
たとえば、
- I think this one is better, but it’s too small.
- Why do you think so?
- Because they are not blue.
文法を教えたことはありません。
でも、
I think
but
Because
という「文の型」が自然に出てきました。
多読半年で感じたリアルな効果
劇的ではありません。
でも、確実に変化はありました。
①英語を「聞く」から「話す」
- I can’t wait
- I don’t have it
- Never mind
- Wait, what?
などの、いわゆる「生きた英語やフレーズ」が自然と出るようになりました。
これはかけ流しだけでは得られない効果ですね。
覚えたというよりは、
英語を「聞く」から「話す(使う)」に変わり、普段私が話す言葉がそのまま英語になった感じです。
②主語+動詞の文が増えた
- I don’t know
- I forgot
- I have got
など、「I+動詞の形」が増えました。
③自分の気持ちや理由を言える
ここが一番うれしかった部分です。
- I think ~
- Because ~
- I don’t like it
- It’s difficult
自分の気持ちや考え(理由)を言う。
これは、単なる音声の暗記だけでは、はなかなか出てこない力だと思います。
多読だけでは足りなかったこと
家では話せる。
でも英語イベントでは固まる。
そこでオンライン英会話を始めました。
すると、
- I can’t hear.
- I can see~.
- I can find~.
- One more time please.
- Is this ~?
など、相手とやりとりをする表現が増えました。
多読で土台を作りをしながら、会話環境(親子での会話+オンライン英会話)を整える。
これらは、どちらも必要でした。
今まだできないこと
正直に書きます。
- 自分ではまだ本を読めない
- 書くのは嫌がる
- 私以外とはあまり話せない
でも、日本語のひらがなにも、英語の文字にも興味が出ているので、焦らず進めていこうと思っています。
兄弟差と英語環境
兄弟で2歳までの英語の取り組み方が、かなり違いました。
上の子は、
2歳で失敗
3歳停滞
遠回りルート
でもその分、基礎(語彙力)が強くなりました。
下の子は、
英語がある環境で育ち
上の子の会話を聞きながら成長
上の子ほど、(基礎)語彙力はありませんが、
2歳でも
- What ~?
- Why~?
- Because ~
を使って使います。



年齢よりも、環境の影響はかなり大きいと感じています。
多読は意味ある?
わが家の答えは、
即効性はない。でも確実に土台になる。
です。
メリット
- 文の型が自然に入る
- 教材理解が進む
- 暗唱がスムーズ
- 気持ちや理由を言える
デメリット
- 初めてすぐ英語が話せるわけではない
- 親の継続が必要
- 使わない表現は消える(忘れていく)
多読は魔法ではありません。
でも、確実に積み上がる方法でした。
まとめ|停滞期のその
わが家の流れはこうでした。
2歳 絵本失敗
3歳 ほぼ停滞
4歳 多読スタート
5歳 文で話し始める
多読を始めていきなりペラペラになるわけではありません。
でも、
- 単語の発話が少しずつフレーズへ
- 受け身の状態から自分の考えを発表
このように、少しずつ変わっていきました。
もし今
- 英語が停滞している
- 絵本を嫌がる
- 何から始めればいいかわからない
そんな場合は、
まず1日1冊からで大丈夫です。
わが家も、そこから変わりました。














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