母子手帳を早くもらいすぎた！病院に話すデメリットと必要な手続き

母子手帳を早くもらいすぎちゃったけど大丈夫？
病院で伝えたほうがいい？デメリットはある？
早くもらいすぎたことによって必要な手続きは？

この記事では、

について紹介しています。

妊娠がわかると胸がドキドキしますよね。

でも初めての妊娠だと「母子手帳を早くもらいすぎちゃった」なんてこともあると思います。

まず結論から言ってしまうと、

母子手帳を早くもらいすぎてしまった場合のデメリットはありません！

でも、

といった疑問は解消したいですよね！

そこで今回は、実際に私が母子手帳を早くもらいすぎてしまった体験談をご紹介します。

記事の最後には、「出産前に絶対やっておいた方が良いこと」についてもまとめているので、是非最後まで読んでくださいね！

画面右下にクリックできる「目次」があるのでぜひ活用してください！

母子手帳を早くもらいすぎたデメリットは？

先ほど述べた通り、母子手帳を早くもらいすぎてしまった場合のデメリットはありません！

私も当時病院で「妊娠しています！」と言われた時は、とても嬉しく、そのまま役所へ母子手帳をもらいに行ったんですよね。

でも帰宅後、

「そういえば、母子手帳もらってきてください、とは言われなかったなぁ」

と思いネットで調べてみると、

案の定、母子手帳を早くもらいすぎたことに気づき不安な気持ちになりました。

そもそも母子手帳の受け取りは、妊娠届出の目的とは別に、

産前産後の母子をサポートするサービスが、各市区町村の妊婦さんへ適切に届くよう早期把握するため

なんだそうです。

母子手帳を交付してもらうためには、

• 出産予定日
• 妊娠週数
• 診断を受けた病院名、所在地
• 分娩予定の病院名、所在地
• 分娩経験の有無

といった項目の記載が必要ですが、最近ではアプリ等を使用している方も多く、病院で出産予定日等を聞かなくても書けちゃうんですよね。

なにより、出産予定日はあくまでも「予定」です。

とはいえ、母子手帳がもらえるタイミングについて気になったので、実際にもらえるのはいつなのかを調べてみると、

実は母子手帳がもらえるタイミングって、法令上定められていないんだそうです。

では続いて、母子手帳を早くもらいすぎたことによって必要な手続き等についてお話します。

母子手帳を早くもらいすぎたことによって必要な手続きは？

早くもらいすぎたことによって必要な手続きについてですが、特に必要がありません！

強いてやることといえば、次回以降に検診の際、既に受け取ってしまった旨を先生に伝えるくらいですかね。

もし、

という思いから申し出なくても、「持ってきてください」と言われた時に持参すれば良いので特に問題はありません。

私の場合は担当の先生に、

と言われましたので不安にならないでくださいね！

実は、病院で指示を受けてから母子手帳をもらいに行くのには、2つの理由があるんですね。

画面右下にクリックできる「目次」があるのでぜひ活用してください！

指示を受けてから母子手帳をもらう2つの理由

病院で指示を受けてから母子手帳をもらう理由は2つあります。

理由1.心拍確認が出来ないと妊婦検診に進めない

1つ目の理由は、心拍の確認が出来ない場合は妊婦検診に進めないからです。

赤ちゃんの心拍は、早い人で妊娠5～6週頃（最終月経開始日から約1カ月半頃）から確認出来ると言われています。

しかし6週未満の場合、胎嚢（たいのう）という赤ちゃんの袋が小さい為、赤ちゃんの心臓の動きが見えない場合が多いんですね。

妊娠検査反応が陽性だったとしても、心拍確認出来ない場合は、赤ちゃんの成長具合を待ち再検査をする必要があります。

その際は不安になると思いますが、赤ちゃんの成長にも個性があるので、あまり深刻になりすぎず、ゆったりとした気持ちで待つほうがよさそうですね！

母子手帳がもらえるタイミングや母子手帳のもらい方についてはこちらをご覧ください↓

理由2.妊娠12週未満は早期流産の可能性がある

2つ目の理由は、妊娠12週未満の場合早期流産の可能性があるからです。

実は、病院で確認された妊娠の中で、約15％つまり6～7人に1人が早期流産を経験するといわれています。

また、その多くは染色体異常といわれており、受精した時点で決まってしまうことが多いんですね。

流産の原因は，妊卵・胎児側の異常と母体側（父親含む）の異常に大別される．早期流産は妊卵の異常によるものが多く，後期流産では母体の異常が多くなる．

日本産婦人科学会：No.99 流産のすべて (1．総論）

母子手帳をいつ受け取っても、12週以下の早期流産を防ぐ方法はないので、心拍の確認が出来たとしても、ある一定の確率で早期流産が起こってしまうという事実については、頭に入れておかなければなりませんね。

妊娠中に予期せぬ出来事が起きることは稀ではありません。

私もまさか自分がそうなるとは思っていませんでしが、実際に1人目出産時、妊娠中1番怖いと言われる病気になってしまいました。

妊娠した今知ってほしい妊娠中1番怖い病気

あなたは、常位胎盤早期剥離（じょういたいばんそうきはくり）という病気を知っていますか？

常位胎盤早期剥離は、赤ちゃんが生きる為に不可欠な胎盤が出産前にお腹の中で剥がれてしまう緊急事態です。

私は1人目妊娠中、切迫早産で自宅安静している際、常位胎盤早期剝離によって大量出血しました。

常位胎盤早期剝離（【早剥】ソウハク）は、妊娠中1番怖いと言われている病気で、漫画「コウノドリ」の2巻（前編）～と3巻（後編）でも描かれています。

気になる方はこちらから↓

大量出血救急搬送で知った母子手帳の大切さ

緊張と不安の中救急車で運ばれ、

「母子ともに非常に危険な状態です。」
「お母さんと赤ちゃんどちらの命を優先しますか？」

と問われながらも、意識が朦朧としていて頭が回りませんでした。

でも、私が母子手帳に書き込んでいた情報をもとに、救急隊の方や担当医の先生が今の状態を夫へ連絡してくれたりと、迅速に対応して下さり安心しました。

漫画コウノドリの中では、喫煙がやめられない妊婦さんが登場しますが、妊娠中の喫煙は胎児の発育に悪影響を与えるだけでなく、切迫早産、前期破水、常位胎盤早期剥離を起こしやすくするとも言われています。

待ち望んでいた人にとって妊娠はたまらなく嬉しい出来事ですよね。

でも出産した今だから言えることは、あなたの身体に何かあったら2人の命が危ないということです。

赤ちゃんの成長と健康はもちろん大事ですが、お腹の赤ちゃんを育てられるのはあなただけですからね。

あなた自身の身体を1番大切にしてください！

それでは最後に、出産を経験して分かった「出産前に絶対やっておいた方が良い事を7つ」ご紹介します！

まとめ｜母子手帳を貰えるのは奇跡のスタートラインに立った証！

記事のまとめ

ということで今回は、母子手帳を早くもらいすぎた場合のデメリットや必要な手続きなどについて紹介しました。

妊娠初期はお腹が大きくなる訳でも無く、赤ちゃんの胎動を感じることもないので、妊娠した実感が中々湧きませんよね。

でも母子手帳を受け取ることで「お腹に赤ちゃんがいる」喜びを実感できる人はやっぱり多いはず。

ただし、妊娠中はホルモンバランスが大きく変化することで「つわり」が起こったり、今まで当たり前のように出来ていたことが出来なくなったりと、経験したことのない事が前兆なく起こります。

私は初めての妊娠出産を経験し、

どんなに健康でも検診が順調でも、どれだけ気をつけていても、もしもの出来事が起こる可能性はある

ということを身をもって経験しました。

我が子との出会いは奇跡そのものです。

妊娠したことはもちろん、出来るだけ長く赤ちゃんをお腹の中で育てられること、そして無事に出産を迎えられること、全て本当に奇跡なんですよね。

つまり、妊娠して母子手帳を貰った今、あなたは奇跡のスタートラインに立ったわけです！

不安もあると思いますが、赤ちゃんの成長を見守りながら、ゆったりとした気持ちで1日1日を過ごしてくださいね。

ということで、今回はこの辺で。

今日も自分にご褒美を！