「出産をするまでの妊婦健診の回数は?」
「妊婦健診を受けるスケジュールが知りたい」
「初期・中期・後期で検査内容って変わるの?」
こんにちは、アラレぽです!
この記事では、妊婦健診(妊婦健康診査)のスケジュールと検査内容を、初期・中期・後期に分けて紹介しています。
実は妊婦健診って、妊娠初期・中期・後期で健診を受けるスケジュール(健診回数)が変わるんですよね。
そこで今回は、それぞれの期間で受ける健診スケジュール(回数)や検査内容について詳しくご紹介します!
記事内では、後悔しない為にそれぞれの期間で注意すべきことについても紹介しているので、是非最後まで読んでくださいね!
妊婦健診のスケジュール(検診回数)は?
まず、妊婦健診のスケジュールについてです。
妊婦健診のスケジュールは、妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期によって変わります。
主な週数の目安は下記の通りです。
主な妊娠週数の目安
- 妊娠初期
妊娠2か月~5か月頃(8週~23週まで) - 妊娠中期
妊娠6か月~8カ月頃(24週~35週まで) - 妊娠後期
妊娠9か月~10カ月頃(36週~出産まで)
それではまず、妊娠初期に行われる健診についてご紹介します!
1.妊娠初期(8週~23週まで)
まず、妊娠初期に行われる健診についてです。
妊娠初期の健診
- 妊娠2か月~5か月頃(8週~23週まで)
- 妊娠初期の検診回数は4回
- 1カ月に1回(4週に1回)のペースで健診
妊娠初期の検診回数は4回です。
妊娠確定後、初めての健診~妊娠5か月目頃までは1カ月に1回のペースで健診を受けます。
妊婦健診の際に毎回行う計測についてはこちらにまとめています↓
妊娠初期の検査内容
妊娠初期に行われる主な検査内容は以下の通りです。
①血液検査(初期に1回)
- 血液型「AOB血液型、Rh血液型、不規則抗体」
- 血算(けっさん)
- 血糖
- B型肝炎抗原
- C型肝炎抗体
- HIV抗体
- 梅毒血清反応
- 風疹ウイルス抗体
②子宮頸がん検診「細胞診」(初期に1回)
③超音波検査(初期期間内に2回)
④血液検査「HTLV-1抗体検査」
※妊娠初期~中期の間に1回(妊娠30週までの間に1回)
⑤性器クラミジア
※妊娠初期~中期の間に1回(妊娠30週までの間に1回)
感染症の検査が多いですね!
お母さんが感染症にかかっている場合、赤ちゃんにも感染しまう母子感染の恐れがあります。
感染症の中には無症状のものもある為、初期の段階でしっかりと検査が必須です。
妊娠初期で注意すべきこと
妊娠初期といえば、まだお腹も大きくないので、妊娠を実感しづらい時期ですよね。
でも目に見えないだけで、身体の中では様々な変化が起こり始めています。
実際に妊娠初期からマタニティトラブルに悩まされる人は多く、その代表がつわり(悪阻)です。
妊娠初期は赤ちゃんの身体が形成される大事な時期であると同時に、ほとんどの人がホルモンバランスの変化に悩まされるといって過言ではないですね(汗)
ホルモンバランスの変化については、「産後ママの心と体をケアする本」に図つきで分かりやすく書いてあるのでおすすめです!
体調の変化も起こりやすい時期ですので、1カ月後の健診までに体調がすぐれない場合やなにか不安がある時は、
健診を待たず遠慮せず病院を受診することをおすすめします。
特に重度のつわりの場合は、どんどん体重が減り母子ともに危険な状態になることもあります。
酷い場合は入院することもあるので絶対に無理しないでくださいね!
それでは続いて、妊娠中期に行われる健診についてご紹介します!
2.妊娠中期(24週~35週まで)
続いて、妊娠中期に行われる健診についてです。
妊娠中期の健診
- 妊娠6か月~8か月頃(24週~35週まで)
- 妊娠中期の検診回数は6回
- 2週間に1回のペースで健診
妊娠中期の検診回数は6回です。
妊娠6か月~8カ月頃までは2週間に1回のペースで健診を受けます。
妊娠中期の検査内容
妊娠中期に行われる主な検査内容は以下の通りです。
①血液検査(中期期間内に1回)
- 血算(けっさん)
- 血糖
②B群溶血性連鎖球菌「GBS」(中期期間内に1回)
③超音波検査(中期期間内に2回)
妊娠初期の間に「HTLV-1抗体検査」「性器クラミジア」の検査を行っていない場合は、中期期間内である妊娠30週までにそれぞれ1回行います。
妊娠中期で注意すべきこと
妊娠中期は安定期といわれる時期となり、ひとまず安心できるお母さんが増えてきます。
もちろん油断はできませんが、つわりが治まる方も多く出産に向け準備を始めるのに良い時期になりますね!
ですが、もし妊娠中の保険加入を検討している場合は注意が必要です。
というのも、妊娠21週を過ぎると、加入できる保険がグッと減ってしまうんですよね。
私は1人目を妊娠中、
「妊娠出産は病気じゃないし、多くの人が経験してきているんだから乗り越えられるはず!」
と、保険へ加入せず物凄い後悔をしました。。。
妊娠中の保険加入についてはこちらにまとめています↓
特に妊娠30週となると、入れる保険はかなり限定されるので、
もし妊娠中の保険加入を検討している場合は、後悔しな為にも早めに加入することをおすすめします!
妊娠・出産・育児の
保険相談におすすめ2社
\ 対面相談・オンライン相談可能 /
3.妊娠後期(36週~出産まで)
最後に、妊娠後期に行われる健診についてです。
妊娠後期期の健診
- 妊娠9か月~10か月頃(36週~出産まで)
- 妊娠後期の検診回数は4回~出産するまで
- 1週間に1回のペースで健診
妊娠後期の検診回数は4回~出産するまでです。
いつお産になってもおかしくない時期である、 36週~予定日までの1か月間は1週間に1回のペースで健診を受けます。
妊娠後期の検査内容
妊娠後期に行われる主な検査内容は以下の通りです。
①血液検査(初期に1回)
- 血算(けっさん)
②超音波検査(中期間内に2回)
妊娠後期には大きな検査はありません!
臨月を安心して過ごせるよう初期~中期にかけて健診をしっかり受けておきたいですね。
妊娠後期に注意するべきこと
36週以降は、赤ちゃんがいつ生まれても大丈夫な時期に入ります。
ただし、お母さんや赤ちゃんの様子によっては健診ペースが変わることも多い時期で、お腹の張りが強い場合などは切迫早産を診断されることもあります。
特に、37週未満での定期的なお腹の張りやお腹の痛み、出血などがあった場合は注意が必要です。
気になることがあったら、迷わず病院の先生へ伝えてくださいね!
というのも、実は私も34週で切迫早産と診断され自宅安静している際、常位胎盤早期剝離によって大量出血しました。
常位胎盤早期剝離(【早剥】ソウハク)は、妊娠中1番怖いと言われている病気で、漫画「コウノドリ」の2巻(前編)~と3巻(後編)でも描かれています。
気になる方はこちらから↓
初めての出産体験についてはこちらにまとめているので、気になる方は是非↓
まとめ|妊婦健診が1番大切な出産準備!
記事のまとめ
- 妊娠初期の妊婦健診は4週間に1回
- 妊娠中期の妊婦健診は2週間に1回
- 妊娠後期の妊婦健診は1週間に1回
- 妊娠初期~中期にかけての検査がとても大事
妊婦健診は1番大事な出産準備だと個人的は思っています。
妊婦健診は全額自己負担だからお金かかるしなぁ
と、妊婦健診を定期的に受けない妊婦さんもまだまだ多い現実ですが、
妊婦健診を受けていない場合、感染症のリスクから病院での出産を断られる場合もあるんですよね。
でも実は、妊婦健診って受診補助券(助成券)を使えば費用を抑えられるんです!
ということで、
この世の中の全ての妊婦さんに安心して健診を受けてほしい
と切に願っています!
妊娠出産には、赤ちゃんの命とあなたの命、2つの命がかかっています。
是非後悔しない選択をしてくださいね。
ということで、今回はここまで。
今日も自分にご褒美を!
妊娠・出産・育児の
保険相談におすすめ2社
\ 対面相談・オンライン相談可能 /
コメント