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アラレぽ
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目に優しい話・おうち英語に関するブログを書いてます

その他、切迫早産・常位胎盤早期剝離での妊娠出産経験など、人生を変えた様々な体験をもとに、考えたこと、感じたこと、実際に行動したことなど、自由気ままに綴ってます

網膜色素変性症の夫と共に「心のゆとりと時間の大切さ」を伝えていきたいです!

2児の母|眼鏡歴20年|右目だけ緑内障予備軍

失明原因1位の緑内障予防に紫外線対策は必要?眼圧正常でも発症?進行悪化を防ぐポイントはある?

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「緑内障予防に紫外線対策は必要?」
「眼圧が正常でも緑内障は発症するの?」
「緑内障の進行や悪化を防ぐポイントはある?」

アラレぽ

こんにちは、アラレぽです!

あるぴー

こんばんは、あるぴーです!

この記事では、

  • 緑内障の予防に紫外線対策は必要か
  • 眼圧が正常でも緑内障は発症するのか
  • 緑内障進行の悪化を防ぐポイント

について紹介しています!

夫:あるぴー、30代、男性、網膜色素変性症歴10年。
妻:アラレぽ、30代、主婦、眼鏡歴20年、右目が緑内障予備軍。

詳しい紹介はこちらをクリックして自己紹介をご覧下さい!

あなたは年々増加傾向にある紫外線が、人の健康へ悪影響を及ぼすことを知っていますか?

紫外線は、日焼けなど肌へのダメージだけでなく、失明に繋がる目の病気を引き起こす原因になることもあると言われています。

日本人の明原因第1位は「緑内障」です。

あるぴー

自分は網膜色素変性症という視野が徐々に狭くなっていく難病を患っていますが、緑内障も目と脳をつなぐ視神経のダメージによって視野が狭くなっていく病気で、1度失った視野の回復はできないと言われています。

アラレぽ

「緑内障は白内障の仲間?」と思われがちですが全く異なる病気です。
また、自覚症状の有無についても大きく異なります。
白内障は全体的にもやがかかったように見えるため自覚しやすく、緑内障は少しずつ視野が狭くなるためほとんど自覚症状がありません

白内障の見え方例

緑内障の見え方例

視野が狭くなった自覚症状がないままの生活は、とても恐ろしく危険です。

  • 車や自転車が突然目の前に飛び出してきた
  • 人や物が目の前から消えた
  • 子供や物と頻繁にぶつかる
  • 距離を見誤って階段を踏み外す
  • 標識や信号機に気づけない

自分では「ちゃんと見えている」と思っているからこそ、大怪我や大事故につながる可能性も高まります。

このような後悔や緑内障による失明を防ぐ為には、症状が軽症なうちに早期発見、そして進行を悪化させない事が重要です。

それでは早速「緑内障の予防に紫外線対策は必要か?」について解説していきます!

アラレぽ

緑内障で失った視野は戻りませんが、緑内障の進行を遅らせたり、症状の悪化を防ぐポイントはあるので合わせてご紹介しますね!


「緑内障は失明する病気」
「緑内障治療は目薬だけ」
の常識はもう古い!

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目次

緑内障予防に紫外線対策は必要?

まず結論から言うと、

緑内障予防に紫外線対策は必要ありません

ただし、

緑内障とは別の病気を発症させない為に紫外線対策はした方が良い

と言われています。

アラレぽ

私も右目だけ緑内障予備軍なのですが、担当医の先生に「緑内障と紫外線には直接的な関係はないけど紫外線対策はした方が良いですよ」と言われました!

緑内障でも紫外線対策が必要な理由

先ほどお話した通り、緑内障と紫外線に直接的な影響はないと言われています。

しかし紫外線は、目の黄斑部網膜(おうはんぶもうまく)や水晶体にダメージを負わせ、

  • 白内障
  • 黄斑変性
  • 角膜炎など

緑内障とは別の、失明に繋がる病気の原因になると言われています。

アラレぽ

つまり、視野視力を守るためには紫外線対策は必要なんですね!

あるぴー

ちなみに、緑内障を発症すると光を眩しく感じることも増え、必然的に光や紫外線対策をする必要が出てくることも。
やはり早めの対処が大切ですね!

※紫外線が目に及ぼす悪影響については下の記事で詳しく説明しているので気になる方はご覧ください!

そもそも緑内障ってどんな病気?

緑内障は目と脳をつなぐ視神経が眼圧によって障害されて、徐々に視野が狭くなり最終的に視力が落ちる病気です。

緑内障とは?

緑内障は、眼圧により視神経が傷んでくる病気です。死んだ神経を元に戻すことはできませんから、視野を広げることはできません。従って、できるだけ早く発見して、適切な治療を行うことが肝心です。

緑内障は非常に多い病気で、40歳以上で5%、60歳以上では1割以上の患者がいます。残念ながら日本の失明原因一位となっています。患者は多いのですが、緑内障の失明率はかなり低く、早期に発見して適切に治療を受ければ、生涯視野と視力を保てる病気です。

出典元:公益社団法人日本眼科医会|緑内障といわれた方へ―日常生活と心構え―

緑内障は、40歳以上では20人に1人60歳以上では10人に1人発症すると言われている為珍しい病気ではありませんが、日本人の中途失明原因第1位となっています。

その理由は、

  • 視野が狭くなる視野狭窄の症状に気づけない
  • 治療方法が確立されていない
  • 一度ダメージを受けた視神経の回復が困難

などがあげられ、

「緑内障の進行に気づいた時には末期緑内障で失明間近」

という人も少なくないのが現実です。

緑内障の症状や原因について詳しく知りたい方は、こちらに詳しくまとめているのでご覧ください!

緑内障の見え方例

  • 両目での見え方例
    • 両目と脳で欠けた部分の視野を補っている為、人の認識ができる
  • 右目での見え方例
    • 欠けた視野部分に人が居ない為、人の認識ができる
  • 左目での見え方例
    • 欠けた視野部分に人が居る為、人の認識ができない(見えない)
あるぴー

視野が狭くなった(視野欠損)状態でも、両目で見た場合、
片方の目や脳が見えていない部分(欠けた視野)を補ってくれる
ため、対象物を認識できます。

しかし、上の画像のように左目だけで見た場合「人の認識が出来ていない」つまり、
実際には見えていない部分がある
ことになるんですよね。

緑内障で眼圧を下げる方法は?

繰り返しになりますが、緑内障には完治するために確立された治療法や治療薬はなく、欠けた視野が元に戻ることはありません。

唯一効果があると言われているのが、眼圧を下げることで進行予防になるという点です。

基本的にはまず、点眼薬(目薬)から始めるのが一般的ですね。

アラレぽ

私も点眼をしています!
点眼にもいくつか種類があるので眼圧の経過を見ながら自分に合ったものを使い続ける感じですね

点眼が効かない場合は、レーザー治療、手術などの方法を使い眼圧を下げることもあるそうです。

あるぴー

でも最近は、眼圧が正常なのに緑内障が発症することも多いそうです

眼圧が正常でも緑内障は発症する?

眼圧が正常でも緑内障を発症することがあります。

それが、正常眼圧緑内障(せいじょうがんあつりょくないしょう)です。

正常眼圧緑内障とは?

正常眼圧緑内障は緑内障の1つで、眼圧が正常なのにもかかわらず、視神経の障害が見られます。

正常眼圧緑内障とは?

正常眼圧緑内障では、視神経の血液循環が悪かったり、遺伝や免疫、酸化ストレスなどのいろいろな原因のために、通常では緑内障を起こさない程度の眼圧でも視神経が障害されるのではないかと考えられています。また、正常眼圧緑内障の患者さんには高齢者が多く、近視の頻度も高いことから、加齢や近視もリスク要因であると考えられています。

出典元:公益社団法人日本眼科学会|緑内障

眼圧検査は緑内障の検査で外すことのできない重要な検査と言われています。

眼圧を測るには、眼の表面に直接測定器具を当てて測定する方法と、眼の表面に空気を当てて測定する方法があります。

あるぴー

目に「ぷしゅっ」と空気をかける検査は、経験のあるかたも多いですよね!

アラレぽ

眼圧が正常なのに緑内障になる人もいれば、眼圧が高くても緑内障にならない人もいるので、一概に他人とは比べられないですね。
自分で気づけない分、より一層健康診断や定期的な検査の重要性を感じますね!

それでは最後に緑内障の進行や悪化を防ぐポイントを紹介します!

緑内障の進行や悪化を防ぐ5つのポイント

緑内障の進行や悪化を防ぐポイントは5つあります!

緑内障の進行や悪化を防ぐ5つのポイント

  1. 定期的な検査と治療
  2. 目と身体をしっかり休める
  3. ストレスのない生活を心がける
  4. 信頼できるお医者さんを探す
  5. 生活習慣の見直し(食生活)

1.定期的な検査と治療

緑内障の進行や悪化を防ぐ1つ目のポイントは、定期的な検査と治療です。

定期的な検査は、緑内障の症状が軽症なうちに早期発見できることはもちろん、眼圧の状態や経過もしっかりと把握できるので、緑内障の進行や悪化を防ぐ1番ポイントになります。

現時点で緑内障と診断された人にとって1番大切なのは、緑内障の治療で、唯一エビデンスのある眼圧を下げる治療です。

経過観察には時間がかかるので、処方された目薬を勝手にやめたり、眼圧が下がったからと言って自己判断で定期検査や治療を中止することがないよう注意しましょう!

2.目と身体をしっかり休める

緑内障の進行や悪化を防ぐ2つ目のポイントは、目と身体をしっかり休めることです。

まずは、目を酷使しすぎずしっかり休めることが大切ですね。

人間は視覚から約80%の情報を得ていると言われていますが、起きている間はずっと目を使っていることになるので、しっかり目を休めることは難しいです。

では、目を使わない時間はいつか?

つまり大切なのは、寝ている時間=睡眠時間なんですよね。

寝ている間は、瞬きをしないので目の乾燥も防げますし、睡眠時間がしっかりと取れていれば、その分目も身体も脳も休むことが出来ます。

目を使いすぎた時や身体に疲労がたまっている時に起こる頭痛は経験している方も多いと思いますが、目の疲れや眼精疲労は生きていくうえで切っても切れない問題です。

無理をせずしっかりとした休息、そして質の良い睡眠を大切にしたいですね。

ただ目や体を休めるだけでなく、目のセルフケアについても積極的に行っていきましょう!

3.ストレスのない生活を心がける

緑内障の進行や悪化を防ぐ3つ目のポイントは、ストレスのない生活を心がけることです。

先ほどの睡眠の話にも繋がる話ですが、ストレスで睡眠不足などになったりすると、目や身体をしっかりと休ませることが出来ません。

人間には、自律神経(交感神経と副交感神経)という機能が備わっており、それぞれで様々な役割を担っています。

自律神経とは?

自律神経系は、血圧や呼吸数など、体内の特定のプロセスを調節している神経系です。意識的な努力を必要とせず、自動的(自律的)に機能するのが特徴です。

自律神経系は、以下の2つに分けられます。

・交感神経系
・副交感神経系

自律神経系は、体内や体外の環境に関する情報を受け取って、体内プロセスを制御します。機能を刺激(促進)するには主に交感神経系、機能を抑制するには主に副交感神経系が使われます。

出典元:MSD マニュアル家庭版|自律神経系の概要

例えば寝ている時、本来は副交感神経が優位になっているはずです。

しかし、大きなストレスを受けることで、交感神経が優位になってしまい睡眠の質を低下させるといった問題がでてきます。

交感神経の働きが活発な時

  • ストレスの多い状況や緊急事態に際して体の状態を整える(闘争・逃走反応)
  • 心拍が上がる
  • 血管が収縮して血圧が上がる
  • 瞳孔が大きくなる

副交感神経の働きが活発な時

  • エネルギーを温存し、体を回復させる
  • 心拍が下がる
  • 血管が拡張して血圧が下がる
  • 瞳孔が小さくなる

ストレスによる自律神経の乱れから、睡眠不足を引き起こさないためにも、ストレスから距離を置く生活を心がける必要がありますね。

4.信頼できるお医者さんを探す

緑内障の進行や悪化を防ぐ4つ目のポイントは、信頼できるお医者さんを探すことです。

ストレスにも通ずる話になりますが、病気に対する不安を減らすには、信頼できる専門家の意見が絶対に必要です。

ですが、お医者さんも人間なので、

自分には合っていないな。。。

と思うことも少なからずあると思います。

そんな時は、他の病院へ行って診断してもらった方が絶対に良いです。

あるぴー

自分も今の担当していただいている先生方に出会うまでに、5つほど病院を変えてきましたが、今の病院では不安に思っていることなど、なんでも相談できる先生に出会えたので、本当に良かったと思っています!

自分の目を守るためにも、信頼できるお医者さん探しには妥協しない方が絶対に良いです。

しっかりと説明をしてくれたり、話を聞いてくれたり、自分の不安に寄り添ってくれるお医者さんに出会えるまでは、根気強く探してくださいね!

5.生活習慣の見直し

緑内障の進行や悪化を防ぐ5つ目のポイントは、生活習慣の見直しです。

これまで、睡眠や自律神経、不安やストレスについて触れてきましたが、全てに共通するものは生活習慣です。

生活習慣には、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒といった様々な日常の習慣が含まれていますが、悪い生活習慣が続くと生活習慣病を引き起こす原因になるので注意が必要です。

生活習慣病は高血圧や糖尿病など気づかないうちに進行します。

その結果、日本人の死因の上位を占める三大疾病(癌、心疾患、脳血管疾患など)といった命に関わる病気をを引き起こすこともあるんですよね。

糖尿病をはじめとする生活習慣病は「食生活、運動不足、喫煙、過度な飲酒、ストレス」といった原因が多いです。

アラレぽ

ちなみに、糖尿病合併症には、糖尿病網膜症という失明に繋がる合併症のリスクもあります。

糖尿病網膜症とは?

糖尿病の合併症の一つである糖尿病網膜症(網膜症)による失明が大きな問題になっています。網膜症は、糖尿病の合併症の中でも非常に危険なもので、その症状が自覚されないうちに進行し、自覚症状が現れたときには、すでに失明の危機に瀕した状態であることがほとんどです。

糖尿病の困った特徴は、診断された段階ではほぼ無症状で、治療への動機が持ちにくいことです。しかし放置すると、知らぬ間に視力の低下が進んで、失明を避けられない場合もあります。

出典元:公益社団法人日本眼科医会|糖尿病網膜症による視力低下―予防と治療― ~運転免許証や仕事を失わないために~

緑内障に加え糖尿病も発症してしまったたら、失明への不安はもっと大きくなってしまいます。

失明原因に繋がる病気には、加齢が関係してる病気も多いので、視野視力を守るためにも良い生活習慣を取り入れていきましょう!

まとめ|目の健康を守るためには紫外線対策が必須!

記事のまとめ

  1. 緑内障予防に紫外線は関係ないけど視野視力を守るためには必要
  2. 眼圧が正常でも緑内障は発症するのか
  3. 緑内障の進行や悪化を防ぐポイント
  4. 定期的な検査による早期発見が1番大切

ということで今回は、

  • 緑内障の予防に紫外線対策は必要か
  • 眼圧が正常でも緑内障は発症するのか
  • 緑内障進行の悪化を防ぐポイント

について紹介しました!

緑内障予防と紫外線には直接的な関係はありません

しかし、紫外線対策をすることで失明に繋がる目の病気を予防し将来の視野視力を守れます

緑内障は、眼圧が正常でも発症する病気で、自覚症状がないのも大きな特徴の1つです。

アラレぽ

つまり、症状に気づけるのはお医者さんだけ!ということで定期的な検査による早期発見は何よりも大切になりますね。

あるぴー

緑内障に効果的な予防法はありませんが、緑内障の進行や悪化を防ぐポイントをしっかりと抑えて、しっかり目の健康を守っていきましょう!

それでは今回はこの辺で!

今日も自分にご褒美を!


「緑内障は失明する病気」
「緑内障治療は目薬だけ」
の常識はもう古い!

\ 1万人以上の緑内障患者を救った名医著書 /


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