「緑内障はどんな人がなりやすい?」
「緑内障になりやすい人の特徴は?」
こんにちは、アラレぽです!
こんばんは、あるぴーです!
この記事では、
- どんな人が緑内障になりやすいのか
- 緑内障になりやすい人の特徴
について紹介しています!
緑内障は現在、日本人の中途失明原因第1位にもなっている病気です。
厚生労働省によると、緑内障の発症は年々増加中で、40歳以上では20人に1人、60歳以上では10人に1人発症すると言われています。
そして近年、20歳~30歳代の若い世代の緑内障発症も増えているとのこと。
そんな事実を告げられたら、どんな人が緑内障になりやすいのかきになりますよね。
ということで今回は、緑内障になりやすい人の特徴を9つ紹介します!
記事の最後には「緑内障の主な症状」や「緑内障の恐ろしさ」についても紹介しているので是非ご覧ください!
どんな人が緑内障になりやすい?
冒頭で説明した通り、緑内障は40歳を超えると発症のリスクが高まると言われています。
その他にも、緑内障になりやすいと言われている人の特徴があるので1つずつご紹介しますね。
緑内障になりやすい人の特徴に当てはまる人は、できることから少しずつ改善していってくださいね!
緑内障になりやすい人の特徴9つ
緑内障になりやすい人の特徴9つはこちらです。
緑内障になりやすい人の特徴
- 眼圧が高い人
- 疲れ目や眼精疲労の人
- 睡眠不足の人や寝すぎの人
- 就寝前にスマホを見る人
- 強い近視の人
- 家族に緑内障の方がいる人
- 冷え性の人
- 低血圧の人
- 糖尿病(生活習慣病)の人
1.眼圧が高い人
まず1つ目は、眼圧が高い人です。
眼圧が高いと視神経に障害が起きる(ダメージ受ける)ので注意が必要です。
眼圧が高い場合はまず点眼治療を行うことが多いです。
私も右目が緑内障予備軍と言われているので、点眼をしています!
点眼にもいくつか種類があるので、眼圧の経過を見ながら自分に合ったものを使い続ける感じですね。
2.疲れ目や眼精疲労の人
2つ目は、疲れ目や眼精疲労の人です。
記事で説明してきた通り、目に大きな負担がかかると目が疲れたり眼精疲労が起こります。
眼精疲労がひどくなると、パソコンのマウスポインタを見失ったりすることもありますが、緑内障にも視野が狭くなる視野狭窄という症状があるので、心配な方はすぐに眼科受診をおすすめします!
3.睡眠不足の人や寝すぎの人
3つ目は、睡眠不足の人や寝すぎの人です。
「寝すぎも緑内障によくない!」と知った時は、本当にびっくりしました(汗)
具体的には、5時間未満の睡眠、9時間以上の睡眠が、緑内障になりやすいそうです。
4.就寝前にスマホを見る人(ブルーライト)
4つ目は、就寝前にスマホを見る人です。
就寝前に長時間スマホを見ると、脳が覚醒し寝付きが悪くなります。
ブルーライトは、眼精疲労を起こしやすくする光とも言われているんですよね。
結果的に睡眠不足を招くと、緑内障発症にも繋がるので、
すぐにでも対策したほうが良いですね。
ブルーライトなどの光や紫外線から目を守る方法については、こちらの記事にまとめているので気になる方は是非!↓
5.強い近視の人
5つ目は、強い近視の人です。
強い近視(近くが見えて遠くがぼやけて見える)症状がある場合は、緑内障に要注意と言われています。
とくに近年、長い時間近い距離で見続ける環境要因が、現代の子供や若い世代の、近視原因の1つと言われているそうです。
強い近視の人は緑内障の他にも、網膜剥離など眼の病気になるリスクが高いそうですので、定期的な眼科健診は必須ですね。
6.家族に緑内障の方がいる人
6つ目は、家族に緑内障の方がいる人です。
緑内障は遺伝と関係があるといわれています。
両親や祖父母など、血縁者に緑内障の人がいる場合、緑内障を発症する可能性が高くなることが明らかになっているそうです!
7.冷え性の人
7つ目は、冷え性の人です。
特に冷え性の人は緑内障が悪化しやすいそうで、注意が必要と言われています。
冷え性の人は血流が少ない、つまり血流が悪い状態なんですよね。
冷え性でお悩みの女性は多いですよね。私も冷え性なので、なるべく身体を冷やさないよう普段から気をつけています!
冷え性の対策には、基礎代謝をアップさせるという方法も良いと聞きます!
筋肉量の多い人ほど基礎代謝が高いので、トレーニングをして筋肉量をアップさせるのも良いですね!
8.片頭痛の人
8つ目は、片頭痛の人です。
片頭痛の原因も、冷え性と同じく血流の悪さが原因の1つにあげられます。
しかし、片頭痛の起こる原因は、まだはっきりと解明されていないと言われているため、治療法も人それぞれ異なることが多いです。。
もし片頭痛をお持ちの方は、
「内科」「脳神経内科」「脳神経外科」「頭痛外来」などを受診し、
専門の先生に相談してくださいね!
9.糖尿病(生活習慣病)の人
9つ目は、糖尿病(生活習慣病)の人です。
糖尿病になると「糖尿病網膜症」という失明に繋がる目の病気になりやすいと言われています。
また、糖尿網膜症になると、眼圧が高くなり緑内障の発症にもつながるとのこと。
糖尿病網膜症が重症になると、虹彩(写真機でいうと「絞り」にあたる部分)に新生血管という、正常では存在しない血管が出てきます。 このために眼圧(目の中の圧力)が高くなり、緑内障という病気になります。 緑内障になると視神経が圧迫されて視界が狭くなったり、視力が低下し、ついには失明します。
出典元:公益社団法人日本眼科医会|糖尿病で失明しないために
ちなみに平成2年(1990年)頃の失明原因第1位は「緑内障」ではなく、「糖尿病網膜症」だったそうです。
つまり、それほど深刻な病気ということですね。
糖尿網膜症についてはこちらの記事でも触れています!↓
以上が、緑内障になりやすい人の特徴となります。
そもそも緑内障ってどんな病気?
緑内障は目と脳をつなぐ視神経が障害されて、徐々に視野が狭くなり最終的に視力が落ちる病気です。
緑内障とは?
緑内障は、眼圧により視神経が傷んでくる病気です。死んだ神経を元に戻すことはできませんから、視野を広げることはできません。従って、できるだけ早く発見して、適切な治療を行うことが肝心です。
緑内障は非常に多い病気で、40歳以上で5%、60歳以上では1割以上の患者がいます。残念ながら日本の失明原因一位となっています。患者は多いのですが、緑内障の失明率はかなり低く、早期に発見して適切に治療を受ければ、生涯視野と視力を保てる病気です。
出典元:公益社団法人日本眼科医会|緑内障といわれた方へ―日常生活と心構え―
1度失った視野は元に戻ったり回復することはありません。
緑内障(視野狭窄)の見え方
- 両目での見え方例
- 両目と脳で欠けた部分の視野を補っている為、人の認識ができる
- 右目での見え方例
- 欠けた視野部分に人が居ない為、人の認識ができる
- 左目での見え方例
- 欠けた視野部分に人が居る為、人の認識ができない(見えない)
自分は、緑内障と同じ視野狭窄の症状が現れる、網膜色素変性症という難病を患っているため、その怖さを誰よりも知っています。
緑内障の主な症状や緑内障の怖さについてはこちらの記事に詳しくまとめているので気になる方は是非ご覧ください↓
※目が見えなくなる難病、網膜色素変性症に関する情報はこちらにまとめています↓
眼圧が正常でも緑内障が発症することも
緑内障の主な原因は、眼圧が高くなることと言われていますが、最近は、眼圧が正常なのに緑内障が発症することも多いそうです。
それが、正常眼圧緑内障(せいじょうがんあつりょくないしょう)です。
正常眼圧緑内障については、こちらの記事に詳しくまとめています!↓
まとめ|緑内障になりやすい人の特徴が当てはまったら要注意
記事のまとめ
- 眼圧の高い人は緑内障になりやすい
- 緑内障で失った視野が回復することはない
- 眼圧が正常でも緑内障を発症する
ということで今回は、緑内障になりやすい人の特徴について紹介しました!
眼圧の上昇をはじめとする緑内障の症状は自覚症状がほとんどないと言われています。
「ほとんど自分では気づけない」
からこそ、専門家よる診断が必須です。
緑内障を防ぐ為には、症状が軽症なうちに早期発見、そして進行を悪化させない事がなによりも重要となります。
眼圧が高い人はもちろんですが、記事内でも紹介した通り、眼圧が高くなくても緑内障にはなりますので、定期的な検査を大切にしましょう。
それでは今回はこの辺で!
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